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自作小説「水の車輪」の原稿置き場です。 ※未熟ではありますが著作権を放棄しておりません。著作権に関わる行為は固くお断り致します。どうぞよろしくお願い致します。
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『その赤子は生まれた瞬間より其れと分かるであろう』
それは、何世紀を経て伝えられた予言であった。

人々の間で語り継がれる双子の星を統べる者・・・【双神伝説】によりその運命を約束された王の到来。

権力拡大を狙うヘラクレイトス家に生まれたその赤子は、生まれたばかりだというのに左目の目尻に二つの黒子を有していた。

彼らはこの赤子こそ王であると考えるも、同日エリュイトス家でもまた同様の黒子を有した赤子が誕生してしまう。

それだけに終わらず翌日には更にもう一人、マジュ家に同様の赤子が生まれた。

人々の混乱と三家の争いが激化していく中で、運命の子供たちは大人たちの思惑の外、少しずつ絆を深めていく。

“もう一人”の存在を知ることもなく・・・

同じ二つの黒子を有したもう一人の少年、ドュマとの出会いが、彼らの関係を、未来を、少しずつ侵食していく・・・


『人の忘れ去りし幻の都 オケアノスに幸あれ

  人の住まいし熱の地ガイアよ 永久に不滅であれ』


『この世の全ての事象は 彼らにとればただの夢の一時でしかない』




こちらはオリジナル小説「水の車輪」の本文を保管するためのブログになります。
現在「Ourselves」という小説を連載しているので、こちらの更新は亀ペースになるかもしれませんが頑張ります。詳しくは横のバナーよりサイトでご確認ください。

ブログタイトルは「水の双子座」という感じの英語になるようにしました。
サラ=ブライトマンさんのアルバム「エデン」に収録された「ネッラ・ファンタジア」を聴いているときに、この物語で言うオケアノスの映像がふわっと浮かんできて、そこから思いついた物語です。

物語は一見ドュマたちの生きる世界の話に思えますが実はこれは「ガイア」と呼ばれる『地上』でしかなく、本来は「オケアノス」と呼ばれるひとつの大きな世界の住人の短き夢のひとときの物語でしかありません。これ以上言うともうネタバレがひどいのでやめておきますが。

それからこのお話は、「主人公が一番最後に出てくる物語にするんだ!!」という欲望を満たした作品です(笑)たまにはそういうものも書きたくなるといいますか・・・ははは。



続きに主要人物についての簡単な説明です。

ちなみにこちらの動画がこの物語のイメージソングです。




それから以下の動画の一曲目もこの物語のイメージです。二曲目は別の「影絵」のイメージです。



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